民主党代表小沢一郎氏が突然の辞意表明

 アニメの記事を更新しようとしていたんですけどまだ点けていたテレビで速報が流れたので慌ててこっちに切り替え。民主党代表の小沢一郎さんが辞意を表明したそうですよ。うーんなんでこのタイミング。例の自民からの大連立呼びかけをその場で返答せずに持ち帰りにしたのは確かに失態だったけどちょっと解せませんね。テレビではどこもやってないので今市情報がまだ不足しております。

 読売の記事など見ると大連立は小沢氏から呼びかけたなどとの情報も出ていますが、この時点で民主党が自民に擦り寄るメリットはほとんど何もないのですけどね。もう少し待てば衆議院選挙で自民党に勝てるんですからおこぼれ貰いたくてってのは意味不明です。もしかして小沢さんの寿命が尽きかけているとかそんなところですかねえ。そう考えると村山富市の馬鹿みたいに理念も何もかなぐり捨てて首相の座だけ貰えれば後は何も要りませんって事で擦り寄ったり、この時点での辞意も合点がいきます。でも民主の方から断ってるんだから読売の民主から持ちかけたってのは嘘臭いんですけどねえ。小沢氏の独断だったってこと?

 遅くとも来年の4月辺りには衆院選が行われると思います。そうすれば消費税アップを掲げたり、年金問題を結局片付けられない自民は大きく議席を減らすことが予想されます。当然ながらそれに小判鮫の様に付き添っている公明も同罪で国民から厳しい評価を受けるでしょう。そして必然的に民主は議席を増やすことが予想されます。衆院参院で与党が違うという捻れ国会の現象を受けて安定政権が必要なんだから組むべきって声も衆院まで民主が抑えれば問題無いはずです。国民は参議院選挙で今の自民と創価にNOを叩き付けて民主党に票を投じたのです。それを無視して自民に擦り寄るというのは国民無視のふざけた話です。もし小沢氏の口から出たものなら責任取って辞任するのは当然でしょうね。

 自民に衆院解散を促す為の嘘だとしたら有りだとは思うのですけどねえ。それだったら連立合意を匂わせるだけで良いと思うんですよ。乗り気でいる様に見せて選挙が始まってしまえばこっちのもの。自民叩きに徹すれば良いのです。勿論文書などにしていなければ自民が文句言ってきても記憶に御座いませんと素知らぬ顔で通せば宜しい。人を騙すのなんて政治屋にしてみれば得意技でしょうしね。公約は破る為にあるって感じの自民党の先生方なら騙された方が悪いってのにも納得してくれるでしょうしね(笑)。

 とりあえずまだ情報が不足していまして、憶測でしか物を書けません。速報的な意味合いしかありませんが今日のコラムはこんな感じで締めさせていただきます。

少し追記:この後ちょっと考えていたのですが、一番の問題は後継者が誰になるかってことですかねえ。寄せ集めの民主党が辛うじて纏まっていたのは小沢氏の手腕によるところも大きかったので後継者問題も生じるでしょうし、新代表の力量によっては民主党自体が瓦解しかねませんね。数は力って事で集まったはずなのにまたぞろ新党でも作って抜け出す連中が現れるのかなあ。今の日本は小選挙区制だから小政党になっても不利になるだけなんですけどね。こう言う時って脊髄反射的に行動する馬鹿が出てくるんだよなあ。このまま順調にいけば衆院選で勝てるはずがこれとは本当に民主党にとっては痛手過ぎます。