福田さんじゃ選挙を戦えないってことで麻生さんにしたはずなのに今更嫌がられてもなあ。自民党の皆さんは誰なら満足するんです?

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 浅間山が噴火したことは話題になってるのに桜島はいつものことなんですね(挨拶)。
 関東にも火山灰が飛んでくるそうなので洗濯物を外に干してる方は注意。

 さて今日の話題は自民党議員が麻生さんと写ったポスターを嫌がってるんだとか。
 次期衆院選が近づき、自民党議員がポスターの扱いに頭を悩ませている。政治家ら2人以上写った政党用ポスターの掲示は可能だが、人気が低迷する麻生太郎首相との「ツーショットは逆効果」とみられているためだ。「麻生離れ」はこんなところにも表れている。

 公職選挙法では、現職議員の任期満了(9月10日)の6カ月前にあたる3月10日から次期選挙の公示までの間、政治家個人のポスターの掲示が禁止される。「選挙前に大量に掲示されると、カネのかかる選挙を助長する」(総務省)が理由だ。ただ、2人以上が写ったものや、政党の演説会告知用ポスターは公示まで掲示が認められている。

 禁止期間中、立候補予定者は首相と並んだポスターでアピールするのがこれまで一般的だった。ところが麻生内閣の支持率が落ち込むにつれ、「今回だけは首相にお願いしたくない」(関東地方選出の当選1回)「地元で、麻生さんのポスターが酔っぱらいに破られている」(関西地方選出の当選2回)と、若手議員を中心に不安が広がりだした。

 代替案としてスポーツ選手や芸能人▽本人の妻子▽選挙を応援してくれる地元県議--などが浮上しているが、「集票効果」は未知数。同省選挙課は「政党演説会の告知用の体裁を取りながら、明らかに演説の弁士にならない人を掲示すれば、個人ポスターと認定される可能性もある」とクギを刺す。
(<次期衆院選麻生首相とのポスター、自民議員が二の足):変態毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090201-00000073-mai-pol

 表題にも書きましたが福田さんじゃ選挙に勝てないってことで麻生さんに首すげ替えたはずなのに自民党議員に麻生離れが進んで居るんだとか。公職選挙法では任期満了の6ヶ月前からは政治家個人のポスターは掲示してはいけないのだそうです。なので他の人と一緒に写ってる写真を使うのだそうですよ。でもそれを麻生さんに頼みたくないって声が上がってるそうです。

 私はてっきり選挙期間中以外は政治家個人のポスター貼るのは違反かと思ってたらそうでもないのですねえ。だから公明とか共産のポスターが堂々と街角に貼ってあるのね。とても啀み合ってそうな創価共産党のポスターが並んで貼ってあるとなんか笑えたりするものですが任期切れ前なら貼っても良かったのか。そして任期切れ前でも他の人と写ってればOKだそうで公職選挙法ってとっても穴だらけなのですねえ。

 そう言えば小泉さんが人気の時にはそこかしこで自民議員さんと小泉さんが握手してたりするポスターを見掛けた物です。しかし「3年後に消費税を上げる」と息巻いている麻生さんと一緒のポスターでは同調してると思われて負けフラグその物ですから嫌だってことですかねえ。自民党の方々は本当に選挙の勝敗のことしか考えてない政治屋さん達ばかりって感じで微笑ましいです(笑)。『政治家は国の未来を考える。政治屋は次の選挙を考える』ってのは誰が言ったか解りませんがまさに至言の言葉。

 なんでもスポーツ選手や芸能人、或いは議員の家族と写ったポスターなんかが代案として出されてるようです。でも結局は優先されるのは集票力。そしてポスター作るのも無料じゃないのですからこれでも金がかかりすぎる選挙を防ぐ為なのかって感じではあります。それにしても自民党議員の人達は選挙課の顔として誰ならば納得するんでしょうね? なんか公然と衆院選の時には前倒しで総裁選をして麻生さんとは別の顔で戦うなんて声も出ているみたいですからね。安部さん、福田さんと逃げ出して3人目の政権投げ出し後の自民党に誰が投票するのかなあ。

 振り返ってみると麻生政権の絶頂期って支持率50%の就任時でしたね。就任後祝儀支持率としては低過ぎるってことで文句言ってた時が一番高かったとはなあ。本来はその時に解散総選挙って選択肢がかなり考えられていたってのもネタバレでありましたね。思ったより支持率が低かったので金融危機を言い訳にしてずるずると引き延ばした結果は散々なことに。もう此所まで来ると麻生さんがどうとか消費税がどうだとかって問題じゃなくて自民党って名前じゃ戦えない気がしますよ。余りにも国民の方を向かない政権運営を続けた結果だから仕方がないですけどね。派遣事業の規制緩和後期高齢者医療制度、官僚や経団連との蜜月関係などなど上げて行けば切りが無いです。与党は完全に自浄能力もなくしてる感じですから一度終わらないと駄目ってことでしょう。

 もう奇蹟でも起こらない限り逆転は無いでしょうね。此所からの自民回天のビジョンって任期切れまでに民主党が大失点を重ねるくらいしか思い付きません。それも1回じゃなく連続して大失策でも重ねないと難しいかなあ。まあ自公の長期政権で停滞しきった日本が一度リセットかけるには次の衆院選は大きなターニングポイントになりそうだから良いんですけどね。それで民主が政権取った後に転けてその次に自民政権に戻ったとしてもそれは様々な膿を吐き出した後の自民党でしょうからそれはそれで良し。時の政権与党に擦り寄りそうなあの党と縁が切れてれば尚良し(笑)。そんなわけで次の衆院選は日本の再生もそうですけど腐りきった自民党の再生、果ては政治屋達が政治家に立ち戻る為にも重要な選挙になるんじゃないかと思うわけです。