ソ・ラ・ノ・ヲ・ト第12話(最終話)「蒼穹ニ響ケ」

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト第12話(最終回)「蒼穹ニ響ケ」
 世間では賛否両論の最終話らしいですね。私的には予想の範疇の内容って感じです。

ローマ兵撃たれる

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 貴重な情報源なのにしっかり確認もせずに撃つヘルベチア兵もあれだけどいきなり大佐に銃突き付けて脅す小隊長もどうなんだか。脚本殿はもう少し軍隊の事について学んだ方が良いよね。仮にもただの萌えはアニメ作りたくないってことで軍隊を舞台にしたのなら囓る程度で良いから学んでおくべきでした。
 「司令官殿が命を惜しむと思うか?」って感じで大佐の部下達は少尉を狙って応じて欲しかったなあ。そして少尉が「大佐は過大評価されるのがご不満のようですよ」とか返すと言うそんな感じ。どうせ他のところでパクってるんだからそれくらいやって欲しかったかもかも。

 ポプキンスはローマ軍が遠足中だったのに気が付いていて追跡してたんだとか。講和の為の示威行動だと推測してた様ですがポプキンスは戦争継続を望んで動いていた模様。

カナタは

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 停戦信号を聴いたと主張。結構多くの人が予想していた最終回は私のラッパを聴け~なマクロス7的な展開や開戦寸前のところへ乗り込んできたリオが停戦を促して終わりってなもの。どうやらこの時点でその終わりが見えてきた感じ。さすが脚本の吉野弘幸氏は期待を裏切りませんね。勿論悪い意味でですけど(オイ。
 その間に大佐が逃走。
 「戦争こそが文明と科学を推し進める」と嘯く大佐。でも言ってる事は割と正論。実際に歴史が証明していますしね。それに目の前に敵が居るなら軍人なら戦わないと駄目でしょ。戦争の回避とかは一軍人のすることじゃありません。不利な戦闘や無駄な戦闘を回避するのは将兵の判断ですけど、戦争を辞める辞めないってのは政治的なこと。
 それはそうとクレハが銀英伝のムライの役目だったとかどの口が言ってるのです? 下の口か? あーん?(オイ

タケミカヅチ起動

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 「行くわよ。わたしの貴方達!」ってのは前にも書いたけど星界の紋章とかのパクリもといインスパイアですね。
 思ったよりタケミカヅチの動きがキモイなあ。
 町の住人が騒ぎ出したことで怖じ気づくイネンラントの鬼神さん。問題としては孤児院の連中はともかくとして町の人達と此所までフレンドリーになるほど接触してたかとか突っ込みたくなったにゃあ。
 タケミカヅチvsそれをコピーしたバッタモノの戦いはあっさりオリジナルが勝利。

 名も無き兵士達は何者かなと思ってたら1話目でカナタにキャラメルやってた人達だったのか。私良く覚えてたなあと韓信もとい感心。

戦闘の場に

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 タケミカヅチがやって来て停戦信号。でも戦闘は止まらず。
 カナタがアメイジング・グレイスを吹き鳴らすと何故か両軍とも停止。まさに「俺の歌を聴け」ってな感じですね。予想通り過ぎて感動なんかしませんわ(笑)。
 更にリオ率いる近衛軍がやって来て戦争の終結を宣言。ちゅまんね~。

 最後にリオが砦に戻ってきて終わり。

 戦争をテーマにして軍隊を舞台にしたのに誰も死なないとかなんだかなあ。素直に萌えアニメやってれば評価も違っただろうになあ。「萌えがしましい作品にはしたくない(キリッ)」とか言ってた結果がこれですか。また1人クズ脚本家の名前が私の心に刻みつけられましたよ。私は面白かった作品の脚本家の名前は余り覚えないけど駄目だった人とか箸にも棒にもかからない人とかは覚えちゃうんですよね。『マクロスF』の人って聴いてたから悪い予感はしてたんだけど的中しちゃったよ。もうこの吉野弘幸って人が脚本担当してたらどんなに面白そうな作品でもなるべく避けるか見たとしても期待せぬ様にしますよ。これがアニメノチカラか。これが第一弾とか駄目ブランドとして名を馳せる事になりましたね。やれやれ。40点の不可。見て損したって言っても許されるレベル。