蒼天航路第12話「孫堅昇天」
孫堅が
洛陽一番乗り。 董卓の遷都で強制的に長安に移住させられた住民も多かったのですがこの後も洛陽は歴代王朝の重要拠点としある時は首都になり、またある時は争乱の地となったりします。 そして玉璽を発見。三国志演義では有名なシーンですね。此所で見付かった玉璽と言うのは伝国璽のこと。秦の始皇帝が李斯に命じて作らせた物で漢王朝がそれを受け継いできた代物。調べてみたらこれってその後は南北朝時代を抜けて隋や唐の時代まで伝えられたんですねえ。最後は五代十国時代に紛失したそうです。日本で言えば三種の神器みたいな物ですね。 荀彧は武者修行にでも出されているのかな。コーエーのゲームでも武者修行に向かわせると能力値が上がったり技能を覚えて帰ってくるので手持ち無沙汰の時にはこの命令を与えておくと良かったり。(伝国璽):Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9D%E5%9B%BD%E7%92%BD
袁紹は
渤海に有って皇族の劉虞を皇帝に擁立しようと画策。更に人材も集めてる様子。 一方曹操は父親とのんびり囲碁を打ちながら談義をしているところ。 それはそうとこのシーンの碁石の並び方を見るとあんまり詳しくない人達が適当に並べた感じだなあ。曹操が打ったところ完全に間違ってるし。黒石4子取るなら別の場所の方が正解です。 うわあ。 美男のショタキャラだった荀彧が武者修行から帰ってきたら原作通りにみすぼらしくなってた。そう言えば歯抜けのこんな顔だったなあ。
国を憂える者
その名は蔡ヨウ。例によってヨウの字は表示出来ないのでカタカナです。清廉潔白な歴史家であったと伝えられます。この人は本人よりも娘さん(蔡文姫)の方が有名ですよね。匈奴に拉致されますが後に曹操の手によって戻ってきた時に父の蔵書を暗記していて復元してみせたほどの才女だったそうです。 その蔡ヨウでも読めぬ董卓の本性。董卓は蔡ヨウに己のことを書に記すことを許します。 そしてもう1人の憂える者は王允。このままでは己が名は董卓の部下として扱われるだろうってことで悶々としてますが董卓を討つ術は無し。そこで養女貂蝉が董卓を討つ策を捜すことに。 ちなみに貂蝉は北朝鮮と打ち込んだ時に偶に北貂蝉と化けたりするのはこうしてネタにしようと無駄に入れるからですね(オイ。
えー
荊州が劉表の圧政に苦しんでいたとか初耳ですよ(笑)。 漢王朝が乱れ、更には董卓の暴政などもあってこの頃の荊州には戦災などを避ける為に人が流入していました。徐庶や諸葛亮や馬良の様な人材が多く居るのもそんな理由からです。圧政敷かれている地に人々が流れ込んでくるかなあ。 孫堅横死。順調に荊州攻略を進めていたが1人思索に耽ってるところを雑兵に討たれてしまいます。うーんあっさりだなあ。孫呉贔屓のちはやさんの感想が気になるところですよ。 この孫堅が此所で死ななかった場合は歴史は大きく変わったことでしょうね。息子である孫策と孫権の器量を見る限りは彼らを手足の如く使いこなして天下を掴んだかも知れません。まあ孫堅は忠義の士で有ったと伝えられる人ですから漢王朝を立て直すのに生涯を捧げたかも。前にもちらっと書きましたがカルタゴのハンニバルの父か娘婿が存命ならばハンニバルをサポートしてローマを滅亡させていただろうことと似た感じ。まあ歴史にIFは禁物ですけどどうしても夢見てしまいますよ。
今回出て来た武将達
蔡ヨウ王允
貂蝉
蔡ヨウは前述の通り歴史家。娘さんが結構有名ですね。 王允は三国志演義では連環計で董卓を討つ策を立てます。演技では連環計は2つ出てくるから混同しやすいですね。 貂蝉は架空の人物で王允の養女の踊り子として出てきます。三国志インターネットでは何気に貂蝉が計略を実行すると成功しやすいんですよね。そして特殊攻撃に落雷持ってたりするんですけど結構自爆します。 次回からは紹介する武将が居なかったら降臨武将でも紹介してみようかな。白起とか項羽とか韓信とか楊大眼とか陳慶之とか李勣とか岳飛とかね。何気に画像が揃ったので~。