鳩山政権発足から100日。「国民の辛抱強さ感じる」って鳩山さんなんぞに言われたくないです。

鳩山政権発足から100日。「国民の辛抱強さ感じる」って鳩山さんなんぞに言われたくないです。
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 そう言えば今日(2009/12/24)はクリスマスイブか。数年ぶりにケーキでも買うかな(甘い物苦手)。
 さて今日の話題は鳩山政権100日目って話。
 鳩山由紀夫首相は24日午前、首相公邸前で記者団に対し、政権発足100日を迎えたことについて「国民の辛抱強さとじれったいな、という思いを感じる」と振り返った。2010年度予算編成作業については「国民の命を守る、そういう政権の道筋を付けていくことができた」と語った。
(「国民の辛抱強さ感じる」=鳩山首相):時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000038-jij-pol

 まあそれほど辛抱強くないことは支持率急落で現れているのに呑気なことです。更に首相の起訴は逃れたものの秘書は起訴がほぼ確定してこれのダメージも今後やって来るはず。ただ、昔からこの手の秘書が悪人にされる事件は納得行きませんね。多くの場合は議員先生様の為にやってるに決まってるんですよ。だって秘書自身はそれをしても得しないんだもんなあ。議員の汚職の責任被って自殺した人が近所に住んでたらしいので余計にそう思いますよ。

 それはそうと鳩山政権発足から100日。あんまり褒められたことはしてない感じですよね。まあ良い方から言うとしたらかなりパフォーマンス的だったけど事業仕分けは無駄を省くって意識が見えて悪くなかったです。役人は与えられた予算使い切ることしか念頭にないですからね。年内に使い切らないと次から割り当て減らされる方式なのです。2月や3月になると道路ほじくり返すだけの工事が増えていたのを思い浮かべて貰いたいです。あれも残った予算を使い切る為に適当な工事をでっち上げてるだけなのですよね。役人は繰り越しを覚えるべきです。

 まあ自民党では手も足も出なかった役人に対する改革が僅かながらでも進んだのは政権交代の恩恵でしょうね。ただ民主党議員の能力の無さが露呈し始めると官僚に頼らざるをえなくなって初期の勢いが無くなってきたのが残念です。特に長妻さんなんか喧嘩腰で厚生労働省に乗り込んだはずなのにほとんど成果無しってのが情けない限り。診療報酬が上がっても国民のほとんどは嬉しくないかも。このままじゃ口だけの人だったと言われても仕方ないですよ。来年の奮起に期待します。

 八ッ場ダムの中止なども悪くなかったと思います。内容を見れば必要性を疑われるものでしたからね。立ち退きをした人達からすればふざけるなって感じだろうけど不要な物にこれ以上金注ぎ込むなんて無駄です。今まで作るのにこんなに時間も金も掛かりましたって言われても完成したら一銭も金掛からなくなるわけじゃないですしね。アップキープコスト(維持費)もずっと掛かることを推進派は言ってくれないんですよね。

 褒めるところを列記したつもりだったけどあんまり芳しくないですね(オイ。私としては自公の長期政権が終わったことが一番のことだと思ってます。何処の党が政権取ろうともそれが長期になれば腐ってくるのが自然。同じ党がずっと政権担当していれば良からぬ事を考える輩も寄ってきます。その柵が月日を経る毎に強くなって政治家達は身動き出来なくなりますからね。自民と公明は完全に園状態でしたから下野したことは意味があったと思います。まあ思ったより脆かったことを露呈してるのが心配ですが。あ、公明は消えても良いです。

 此所からは政権交代して悪かった部分。一番の弊害は小沢幹事長でしょうね。何が悲しくて中国や韓国との結び付き強めようとしているのかって感じ。議員140人と取り巻き合わせて600人の訪問団は無駄も良いところでしょう。朝貢外交と言われても仕方ないです。中国は確かに今は景気が良いですけどそれは日本のバブルと同じですからいつ弾けてもおかしくないんですよね。今は接近ではなく距離を置くのが正解だと思うんだげどなあ。バブル弾けた時に巻き込まれない為にもある程度の距離を保つ方が賢明。そして韓国に関してはあのリーマンショック以降は日本より酷い有り様なのに近付く意味を感じません。向こうは助けて欲しいから色目使ってくるでしょうけどね。

 そして外国人地方参政権の問題。小沢さんは中韓に対して確約してきたみたいですけどそれは日本人にとってデメリットしかないんですがねえ。そりゃ中韓合わせて100万人越える在日が居るんですからあちらさんは大喜びですよ。でも地方参政権とは言え彼らに与えてしまえばどうなるかは簡単に想像が出来ます。例えば対馬は今でも韓国に牛耳られつつ有りますが地方参政権も握られればますます韓国化が進むでしょうね。そうなれば竹島どころの話じゃなくなりますよ。各地にあるコリアンタウンだって自分達に有利に政策進める為に色々やりそうです。沖縄など国防に関わる場所に集結されて色々することも可能でしょう。選挙の数ヶ月前に信者を引っ越しさせる創価学会と似た様なことをし始めたらかなり日本はおかしな事になるでしょう。

 中韓寄りの外交と相まって辺野古基地移転の問題も酷いことになってます。社民の反対で暗礁に乗り上げていますがこれに対してアメリカは当然怒ります。ほぼ合意して決まっていたことですからね。いやまあアメリカとしては移転しないのが一番楽でしょうけどね。沖縄の基地問題ってのはかなり根が深いのでこれを適当に扱うのは宜しくないでしょう。一般の沖縄県民からすれば治安が悪くなる原因ですし、騒音や危険を振りまく存在。女子小学生の強姦事件で怒りが爆発したこともありましたが米兵による強盗強姦にずっと悩まされてきた歴史があります。ヘリが学校に墜落して混乱させられたこともありました。軍事機密の一点張りで日本の警察や消防が数日身動き取れなかったなんてことも。そんなわけで一般県民からすれば出ていって欲しいでしょうね。ただ基地から恩恵被ってる人にしてみれば移転されると困るんでしょうけど。基地に土地提供してる人には補償が出てますし、基地と商売してる人も生活掛かってますからね。だからこそ小政党の鶴の一声で棚上げにして良い問題じゃないでしょう。

 子ども手当、高校無償化、ガソリンの暫定税率。これも既に記事にしましたがなんともお粗末な決着だったとしか言えません。子ども手当は地方財源を宛にしてたり、高校無償化は朝鮮学校まで含めてたりとか全然笑えませんよ。ガソリンの暫定税率だって選挙の前はガソリン値下げ隊とかやってた割に蓋を開けてみたら存続ですとか言われてもね。いや別に環境税とか名前換えるだけでも困るんですけどね。使い道なんて関係無いです。環境保護に使いますよって言われてもその分他の財源で賄っていた分減らすなら同じですし。かつて消費税を福祉目的にってのと同じパターン。結果として福祉に廻る金はどれくらい増えるんですかね?って話です。まさに朝三暮四。

 こんな感じですから辛抱強いなんてものじゃないでしょ。まだ支持率50%も有るとか油断してませんかね? 一方の不支持率なんて倍増してるんですけどね。最初はご祝儀と期待で支持率は高いだけでそれが絶望に変われば簡単に不支持になりますよ。4年間は首相を交替しないって鳩山さんは言ってましたけどもう足下はガタガタ。普天間の問題にしても本当はリーダーシップを発揮して社民を黙らせないと駄目なところでしょう。母親からの献金問題にしてもかつて「秘書がやったことは議員の責任だ。私だったら辞めている」って言ってたムービーが掘り起こされているしなあ。あの人の言うことは宛にならないとみんなが思ってますよ。

 かと言って首相交代しようにも小沢さんだと国民が納得しないだろうし、岡田さんは疲弊してるし、菅さんは昔ならともかく今は劣化してるし、前原さんは能力の無さを露呈してしまってるしと誰がなっても駄目かも。そもそも選挙を経ないで首相交代しやがってって自民叩いてたのに今更交替は出来ませんよね。そして交替すればギリギリのバランスで保たれている民主が瓦解しそうな気もします。今、自民党はもう駄目だと思って離党する人が増えてるけど時期尚早だと思いますよ。このまま行けば参院選は良い勝負になりそうな気もしますしね。

 まあ私は長期政権が崩壊したところで満足してたり。民主が能力の無さを露呈してもそれは想定の範囲ですしね。どうせ次の衆院選までで民主政権が終わると思ってましたし。ただ此所まであからさまな売国行為とか見てると思ってたよりも朝鮮総連やパチンコや金貸しマネーに縛られているんだなあと考えざるをえません。なっさけないなあ。こんな調子で参院選も楽に取れると考えてるなら間抜けも良いところですよ。小沢チルドレンは次の衆院選が来たら小泉チルドレンと同じ道を辿るんだろうなあ。次の衆院選で本当の意味での若手が当選しまくって再生してくれることを期待します。