政治家のTwitter増殖中

政治家のTwitter増殖中
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 専用サイトに140字以内の「つぶやき」を書き込むツイッター鳩山由紀夫首相をはじめ、政治家の利用が急増している。新メディアは政治を、政治家と有権者の関係を、変えるのか。
「仙谷(由人・国家戦略担当)大臣も遅刻。緩んでいる」「予算委員会はまだ始められない」。3人の閣僚が参院予算委員会に遅刻した3日、自民党世耕弘成議員は委員会の模様をこうツイッターでライブ中継した。

 06年に米国で生まれたツイッターの日本語でのサービスは、08年4月に始まった。利用者は昨年末から急増し、現在は数百万人とされる。政治家のつぶやきを集めたサイト「ぽりったー」によると、国会議員約60人を含む300人超の政治家が利用する。

 鳩山首相は昨年12月31日にデビュー。参加した会合やその感想などをほぼ1日1回はつぶやく。国会議員中、最多の約35万人の閲覧者「フォロワー」を抱え、「私の誕生日(2月11日)に、思いのほか、多くの方々からお祝いの言葉をいただきました」(翌12日)など、私的な内容も。国民からの意見は多数舞い込むようで「政府、私にとってありがたい」と効用を述べる。

 原口一博総務相は、チリ巨大地震津波が押し寄せた先月28日、各地の潮位など関連情報を50回以上も書き込んだ。普段から1日20回以上はつぶやき、有権者からの注文には所管外でも「調べてみます」と応じる。ただ、パソコンや携帯電話を片時も離さずつぶやき続ける姿には、閣内からも「控えるべきだ」との声も。

 米国ではオバマ大統領も選挙運動に利用し話題を集めたが、谷垣禎一自民党総裁は「私は論旨明快に言いたい」とつぶやきを否定。加藤紘一元幹事長も「首相はやるべきではない。そんな暇があるなら普天間飛行場をどうするか考えてほしい」と批判する。

 しかし、中堅若手を中心にツイッターで露出度を高める議員は同党内でも増えている。1月のある会合で孫正義ソフトバンク社長がツイッターの有効性を力説すると、来賓の河野太郎衆院議員はその場でツイッター開始を宣言。現在2万6000人のフォロワーを抱えるほどになった。

 ただ、ツイッターは公人としての政治家の言葉の責任をあいまいにしている感もある。原口総務相も「一部官僚機構の病巣は救いがたいほどシステムを浸食している」と財務省批判らしきつぶやきをしつつ、真意を問われると「中身については勘弁を」とかわす。

 メディアジャーナリストで「Twitter(ツイッター)社会論」の著者、津田大介さんは「政治家のつぶやきは政治に関心を持つきっかけと考えるべきだ」と話す。

 東照二・立命館大学大学院教授(社会言語学)は、政治家と国民の心理的距離を縮める効果を認める一方で「短絡的、直感的なコミュニケーションばかりでは、政治家が大衆迎合主義に走り、国民も無責任になって政治の威厳がなくなりかねない」とも警告する。
(<ツイッター>国会議員のつぶやき「増殖」 大臣遅刻も中継):毎日変態新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00000051-mai-soci

 私自身もTwitterをやってるわけですけど政治家を数人フォローしています。まあ特に支持政党を持ってない私は自民党民主党それぞれ数人をフォローしてたり。原口一博山本一太河野太郎小池百合子とそしてポッポ総理。

 一番呟きが多いのは原口大臣かなあ。話し掛けてきた人に細かく返答してる模様。自身の呟きも多いですしね。あとは河野太郎氏、山本一太氏辺りも呟きはそれなり。ポッポ総理は1日1回くらい本人か秘書か解らないけど呟いてますね。小池百合子さんは最近は飽きてきたのか静かです。

 先週の事ですけど民主党の閣僚3人が会議に遅刻すると言う事が起きました。8時50分には出席するはずが遅参してきたんですよね。でもその後になって8時52分だか53分だかに原口大臣がTwitterで呟いていたのがログから発覚。ちょっとした問題になりました。まあ本人が言うには事務方の連絡ミスで会議が9時からと思っていたってことなんですけどそれでも世間一般では10分前集合って言葉があるんですからやはり言い訳にしか聞こえないかも。

 ただTwitterを政治家がやること自体は良い事だと思います。国民が少しでも政治家を身近に感じられる手段として使われるならそれは悪くないです。Twitterなんかするくらいなら辻立ちしろよって言う人も居ますが駅で辻立ちしたってどれだけの人に自分の言葉が伝えられるのか疑問。それに時間も限られますしね。一方でTwitterで政治家をフォローしてる人は少なからず政治に関心持ってるのでそう言う人達に対して呟くのは意味が有るかも知れません。例えば原口大臣なら現在62926人のフォロワーが居ます。山本一太氏も28449人がフォローしています。1回呟くだけで数万人に伝える事が出来るなんて他の手段ではなかなか出来ることじゃないですよ。しかも一般人が政治家に質問して返事が返ってくる可能性も考えると意味が有る事だと思いますよ。政治家としても国民目線に近付けるでしょうしね。

 一方でこれは政治家に関わらず他の人でもなる可能性が有るのですがTwitterに依存または中毒みたいになってしまうことがあります。どんな時でもTwitterをしたくなり、或いは確認しないと済まない様になったらそれはそれで問題。原口大臣なんかはかなりの頻度で呟いてますけど暇さえ有ればツイッターしてる様なのでもしかしたら中毒の域に片足突っ込んでるのかなと思ってしまう事もあります。まあ何事もやり過ぎは良くないってことですね。

 私としてはメリットの方が大きいので政治家がTwitterやる事には賛成です。やはり自民も民主もそうですけど余りにも国民目線からずれた政策などを推し進めてきましたからそう言うのを防ぐ為にも一般人と交流するツールとしてTwitterは有効なんじゃないかと思います。一般人の前で演説すると言う手も有りますがTwitterなら時を選ばずに出来ます。更に目の前に居ないので暗殺や暴行などを受けたりもしないので安全。コストも掛からずに多くの人に情報を伝達して自分の考えを知って貰うってことで政治家にもメリットが大いに有ると思います。なのでより多くの政治家が参加することを期待してますよ。まあ古臭い考えの人などには受け入れられないみたいですけどね~。