スポーツ選手やタレント候補続々参戦。知名度有れば誰でも良いのね。

スポーツ選手やタレント候補続々参戦。知名度有れば誰でも良いのね。
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 まあ志望動機は上の高校生で煙草吸ってたお姉さんの言う通りだからにゃあ。知名度が有ればそれだけで票が入るからってことで昔からタレント議員が花盛りですがそんな人達に政治を任せるのは不安を抱かずには居られませんね。
 たちあがれ日本が、夏の参院選比例代表プロ野球巨人元内野手中畑清氏(56)を擁立することが9日、分かった。11日に中畑氏が記者会見し、出馬を発表する。

 与謝野馨共同代表サイドが4月下旬から中畑氏と水面下で交渉。同氏は長嶋茂雄元監督らと相談した上で、出馬を決断した。

 与謝野氏は9日、都内で記者団に対し「中畑氏は国民の共感を呼ぶ人柄と信頼感を持っている」と、出馬を要請した理由を語った。

 中畑氏は昭和51年に巨人入りし、三塁手一塁手で活躍、「絶好調男」としてチームを引っ張った。労働組合日本プロ野球選手会の初代会長を務め、平成元年に現役引退。アテネ五輪で病に倒れた長嶋監督に代わって日本代表を率い、銅メダルに導いた。

 巨人OBの参院選出馬は、自民党比例代表堀内恒夫前監督(62)、同党秋田選挙区の石井浩郎元選手(45)に次いで3人目となる。
(巨人元内野手中畑清氏擁立へ たちあがれ日本):産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100509-00000539-san-pol

 立ち枯れ日本にも中畑さんにも含むところは有りません。単にタレント議員ネタとして取り上げるのに最適だっただけです。別に立ち枯れじゃなくても自民党も堀内さんとか擁立してますし、民主党の方もタレント議員を多発すると思います。

 確かに大阪の改革を推し進めている橋下さんみたいにタレント議員でもしっかりやってくれる人は居ます。でも知名度は有ってもただの宣伝マンにしかなってないそのまんま東さんや縁故採用新銀行東京のような明らかな失策を繰り返す石原裕次郎の兄みたいなのも居て困りもの。所詮は芸人だったり作家だったりするんだよなあ。

 もっとも政治屋の息子やご息女が使い物になるかって言うとそうでも無いからこんなタレント議員が多発するのでしょうね。使えない世襲議員にタレント議員が連発されてれば民主です、自民です、みんなの党ですって言われても似たり寄ったりって気がしないでもないです。なんだ政治家って何の能力無くてもお金や知名度さえ有ればなれるんだって話になってしまいます。

 1国の首相からして自分の言ってる事は公約じゃないとか沖縄駐留米軍が抑止力になってるって知らなかったとかって話になっちゃう国ですからねえ。そりゃヒラの議員の質だってそれに準じる物にならなざるを得ませんかね。いやまあ政治家じゃなくて政治屋しか居ないんだから望んでも厳しいのでしょうけどね。

 それこそ選挙だけじゃなくて試験勉強でも課さないと駄目なのかもなあ。ほら、自動車免許取る時みたいに資質を問う様なそんな試験を経て始めて立候補出来るとかにしないと政治家ってのは生まれないのかも知れません。もう何度記事に書いたか解りませんが今の日本には政治家が求められています。国の未来より選挙の結果や懐に入るお金だけ計算する様な政治屋は一匹たりとも要らないんですよね。

 結局のところタレント議員や世襲議員ってのは政治家より政治屋になり易いんじゃないかと思います。タレントは選挙資金が安上がりだからって理由だしなあ。後者は親が儲けてるからオラも政治に携わってみるニダって感じの人達ですしね。どっちにしろ金、金、選挙、選挙って人ばかりになりがちです。そうなると国民の生活や国益よりも別の事にご執心ってことになるんだよにゃあ。

 またぞろ職業選択の自由とか言い出す人が居るかも知れませんが、国が潤ってる時なら政治屋でも許容出来るでしょう。でも国が傾いていて危急の時に馬鹿面下げた政治屋まみれになってるのはどうなのよって感じ。そりゃタレント議員だからってキャーキャー言って投票しちゃうお馬鹿さん達が多いのも問題なのかも知れませんけどね。そんな事を首相に一番近いとかって舛添さんが持ち上げられている事も考えたりすると危惧してしまいましたよ。