口蹄疫問題って未だにあんまり報じられませんね。

口蹄疫問題って未だにあんまり報じられませんね。
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 知られちゃならない事が多いのか結構大事になってるのにマスコミはほとんど報道しないですねえ。韓国と民主党に取って不利な事は報道したくないですかね。何せ「マスコミには朝鮮学校出身者が多い」って吠えた人も居たからにゃあ(オイ。
 宮崎県で、家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫に感染した疑いのある家畜が国内で10年ぶりに確認されてから3週間が過ぎた。発生農場は91カ所に達し、殺処分の対象となる牛や豚の累計頭数は14日時点で8万366頭にも及んでいる。10日に宮崎を訪れた赤松広隆農林水産相は家畜の殺処分に対する補償を国が全額負担すると強調したが、その後も相次ぐ発生に関係者の不安は収まっていない。
 「夢も希望もない。もうわれわれは体力が持ちません」。赤松農水相との会談で農業団体代表は畜産農家の窮状を涙ながらに訴えた。同県の東国原英夫知事も畜産農家の体力が10年前の発生時と比べて低下している現状を繰り返し説明、国に全面的な支援を要請した。
 被害の規模は殺処分が牛35頭にとどまった10年前とは比べものにならない。ここまで被害が拡大した要因の一つとして、県は畜産農家が密集する地域で発生していることを挙げる。県によると、被害が多発する川南町では既に町内の半数以上の豚が殺処分対象となり、牛も半分に迫る。殺処分後の埋却作業は自衛隊の協力を受けるが、全体の約半分しか完了していないのが現状だ。
口蹄疫の感染止まらず=家畜処分対象は8万頭超に―宮崎):時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000094-jij-pol

 前にも記事にしましたが口蹄疫が流行ってるとは知っていてもそれがどういう経緯でやって来たかは全くと言って良い程報じられていません。私もネットニュースやテレビのニュースを見てますけど其処に関しては一切口を噤んでいるのがマスコミって感じです。元々は去年の暮れに韓国で流行始めたのがスタート地点ってのはネットで口コミでやっと知れるくらい。それも一度韓国が終息宣言出したから安心して韓国からの留学生受け入れをしたりしたのが感染経路じゃないかと疑われているそうですけどそれくらいしか無いよなあ。

 お隣韓国で流行ってるって情報をいち早くキャッチした九州の畜産農家は結構経過していたらしいですね。特に宮崎なんかは過去にも口蹄疫の被害を被っていたから尚更だったでしょう。九州ってのは近い事もあって韓国との交流が盛んです。航空機や船によって直接来られますからね。福岡に韓国系暴力団が多いのもその由縁。なので韓国で流行れば真っ先に被害を受ける可能性が有るのは北朝鮮よりも九州の方が高かったかも知れません。

 そして九州で被害が確認され始めたその頃に最前線で指揮を執るべき赤松農水相はどうして居たかと言うとかなりどうでも良い外遊中だったんだとか。もう事務レベルでは終わってる事の確認に大臣自ら赴いてまでやってたんだそうですよ。農水相と言う要職に有りながら口蹄疫がなんなのかさえ知らなかったのかもなあ。いやまあそう言う人は多そうだから仕方ないですけどね。自民党時代にも農水相って言えば米粒よりも札束数える技術の方が重要なポストってのは自殺した松岡勝利氏やその後の赤城徳彦氏を見てれば解りますからね。その間に代理をやった若林正俊氏は採決で隣の席のボタン押して引退した人でしたっけね。農業の分野ってのは建設や土木とはまた別の意味で日本を支える大事な分野だからなあ。その分汚職の温床でも有るのでしょう。

 日本は大名とかを石高で表し、その家臣は給与を米で受け取っていました。某漫画の受け売りですけど欧米で貴族が麦の収穫高で力を誇示したなんて例が有るでしょうか? その部下が麦で給与を受け取っていたでしょうか? 日本にとって米はそれだけ重要な物だったってことでしょうね。それだけに米の安定供給に気を使ってきた歴史も有ります。重要ってことはそれ即ち管理者は巨大な権限を持つと言う事。東北など農業が盛んな地域では農民に有利な法案を推し進める先生こそが優遇されていました。なので建設大臣と共に重要なポストで有った事でしょう。

 かなり話が脱線しましたがそんな理由から札束数えるお仕事になってしまったのかも知れません。前から決めていた外遊だったと赤松大臣は釈明してるようですけどキューバなどとの会談が急務だったとはとても思えません。余程大事な事じゃなければ急遽切り上げて戻るくらい口蹄疫ってのは深刻な問題だったはず。過去にイギリスや台湾で大流行して壊滅的な被害をもたらして居るそうですね。1997年に台湾で大流行した時は380万頭の豚が殺処分され69億USドルの被害になっています。それまでは豚肉の輸出国だった台湾でしたがこれによって豚肉産業は崩壊したのだそうです。

 そう聞けば如何に口蹄疫が恐ろしい物だか覗えるというものです。牛だけじゃなく豚や野生動物にも広がるので少しでも発生したなら全頭殺処分にするしか手が無いのだそうです。牧場で発生すれば全て家畜を処分された挙げ句にその牧場はかなり長い間使用禁止。なので再建しようと思えば別の場所で新たに始めるしか無いらしいですよ。牛は保険が効くからまだ良いとしても水牛などは対象外らしいから金銭的にもどうなるやら。

 そう言えば政府は全額保障を謳っていますがこれだって4/5だそうですからね。何処が全額保障やねんと突っ込みたいです。全額なら5/5を通分して1/1だろうって感じです。そもそも初期の内に処理出来ればまだ被害は抑えられたはずなんですよね。それが責任者の大臣が不在で役所の官僚達は民主党の掲げる政治主導に従って何も出来ず。その間に感染が広がったとしか思えません。しかも消毒の為の薬や石灰を大量に消費したり韓国に提供してしまったりした為に備蓄が足りずに殺処分出来ない牛や豚が大量に生存してるとも聞き及びます。消毒出来ないのですから処分も出来ません。まあそもそも処分の為に埋める場所さえ確保出来ないらしいですけどね。これでは感染がますます広がる事でしょうね。

 これだけ大事になってもマスコミが黙りを続けるのも異様です。赤松さんが戻ってきた11日辺りからちょぼちょぼと口蹄疫関連のニュースも出始めては居ますけども前述の様に感染源が韓国って事と赤松大臣が肝心な時に外遊してた事はNHKも含めてほとんど報じられないのが現実。これではマスゴミって蔑称で呼ばれても仕方ないよなあ。現地では何年も大事に育てた牛だからって事で一番高価な餌を与えて、綺麗に拭ってやってから殺処分したりしてるってのを自民党の議員さんが言ってたけどそんなのを聴いてもあの赤松大臣は何とも思わないんだろうなあ。夕飯のビフテキのことくらいしか頭に無いんだろうなあなんて思ったり。法務大臣も自分の信条で死刑執行しない屑だけど農水大臣もこんな有り様では本当に笑えませんよ。まあトップがあのルーピーさんだから仕方ないのかも知れませんけど何で此所まで駄目な連中が集まったんだかなあ。