管新政権から早くも政治と金の問題。荒井国家戦略担当相が架空の事務所経費を計上。

管新政権から早くも政治と金の問題。荒井国家戦略担当相が架空の事務所経費を計上。
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 国家戦略とか北海道より自分の足下の戦略をしっかりした方が良いですね。
 荒井聡国家戦略担当相(衆院北海道3区)の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(昨年9月解散)が、東京都内の知人男性が住む民家を「主たる事務所」の所在地として総務省に届け出、経費として昨年までの6年間、計約4200万円を計上していたことが9日、分かった。
 荒井氏は同日、「収支報告書をチェックし、党でもチェックしてもらったが問題はなかった」と違法性を否定。民主党細野豪志次期幹事長代理も「(事務所は)郵便物を受け取る連絡場所だった」と説明し、「家賃を支払った事実はなく、印刷代や新聞代など事務所費の支出が計上されている。何ら違法な点はない」と強調した。
(知人宅を「後援会事務所」=経費4200万円計上―「適切」と説明・荒井戦略相):時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100609-00000095-jij-soci

 確かに政治屋共が作った檄甘な法では問題無いのかも知れません。でも事務所経費は領収書無しで計上しても良いとか問題有りまくりなんですよね。これって一般企業がやったら税務署にやり直しって突き付けられますよ。前もそうだったけど何で政治の経費報告とかってこんなに領収書の問題とか適当なんですかね。

 上にも書きましたが一般だと個人経営や法人に関わらず領収書とかきっちりしてないと経費扱いなんて許されません。税金計算する時に経費が売り上げからさっ引けるシステムなんですから当然です。何でもんでも経費扱いに出来たら売り上げなんて直ぐ0になります。なので経費を計上するには領収書をしっかり添付して使ってますって証拠とするわけです。

 それなのにこの荒井氏の政治団体は知人男性の民家を主たる事務所として届け出て経費として6年間で4200万円を計上しながら家賃などは払っていなかったんだとか。郵便物を受け取る連絡場所だったと主張していますがそれでなんでウン千万って掛かるんでしょうかね?

 これで違法性は無いとかどうして言えるのかって感じです。そう言えば数年前に自殺した松岡勝利農水大臣も不透明な事務所経費でナントカ還元水とか光熱費に含まれるので500万なんで法的に問題無しと繰り返した挙げ句に現世から逃亡しましたっけね。日本では古くから死者に鞭打つのを嫌う傾向が有りますが私は死んでも罪は消えないと考える人間なのでしっかり例として出させていただきます。

 そう言えばこの松岡何某とその後を受けた絆創膏さん(赤城徳彦)のせいで経費関連の領収書は厳しくなったんですよね。それまでは5万円以下の経費は領収書不要とかふざけた状態だったそうですからね。それなのに同じ経費で有る事務所経費は領証書不要ってのもどうかと思います。政治と金をクリーンにしたいと口では言いながらこんな笊状態は見逃されてるとかクリーン化なんてやる気無しと見られても仕方が有りません。

 手続きが煩雑になるとかは問題有りません。だって政治家より圧倒的多数になる一般企業にはそれをさせているんですからね。自分達は面倒になるから勘弁してとは言わせませんよ。なら経費を申告しないで税金多目に納めれば良いじゃないですか? 余分に貰った歳費とかさえ国に寄付するのは違法とかになってるなら多目に税金納めるのは合法ですからいくらでもどうぞ。国に貢献することになりますしね。

 政治を金儲けの手段にしようと考えるからこんなことになるんでしょう。事業仕分けとかがパフォーマンスとして人気有りますけど、同じ様に自分達も国の金を無駄に使ってるのを隠してれば何の意味も有りません。例えるなら家中の電気のスイッチ切りまくって水道の蛇口は飽きっぱなしで水が出まくってる感じ。

 そして民主党って絶対に間違いを認めませんよね。小沢の時も鳩山の時もそして今回もですけど間違ったとしても絶対にそれを認めようとしません。間違ってないって事になってるんですから是正される事も無いってなっちゃうのかなあ。そんなに間違いを纏めて謝るのが嫌なんでしょうかね? 廻りから「先生」って呼ばれてる思い上がってるから一般大衆なんかに頭下げることは出来ませんってことかな? 悪い事をしたら「ごめんなさい」するって親にも教師にも習わなかったんでしょうかね。